最近の受け入れの変化

老人ホームにおける医療行為には限りがありますが、例えば看護師でなければいけない行為もどうしようもない場合は介護スタッフがやってしまう場合があります。但し、それが常態化してしまい、何かミスなどにより問題が起こった場合には、施設の認可停止にもなりかねないとてつもなく大きな問題に発展してしまいます。そのため、施設では出来ないものは出来ないと断る事は多く、以前は入居後の状態変化があった場合には、何とか施設で対応する姿勢がありましたが、医療行為が伴えば対応の可否を判断し、退去させる場合も増えていると聞きます。

糖尿病はその最たるもので、服薬であれば何も問題はありませんが、インシュリンの注射が必要な方だと問題が出てきます。特に回数を調整出来ないような方の場合、朝、昼、晩(Ⅰ型の方だと就寝前も)の3回打ちが必要となりますが、施設ですと朝に看護師がいない為、受け入れを不可とする施設がほとんどとなりました。これは、看護師の勤務時間が朝9時から夜6時としている為で、朝食の時間が7時から8時半ほどにしている所が多く、朝食前の駐車の対応が出来ない為です。以前は、グレーに対応している所もありました。入居者の手を添えて自己注射をしている風を装って注射をする事で良しとしていた訳です。もしくはその入居者だけ朝食の時間をずらし、看護師出勤後に召しあがっていただく事での対応をしていました。

しかし、今はしっかりとした会社では厳密に2回打ちにしか対応が出来ないとうたっており、3回打ちは早番・遅番の制度を取り入れていない限り対応はしていません。この傾向は在宅酸素についても言えるようで、これまで問題視していなかったものにも波及しています。在宅酸素も機械のスイッチのオン・オフが医療行為にあたるそうです。厳密なのは良い事ですが、選択肢が狭まるため痛し痒しですね。

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